吉祥の小筺
吉祥の小筺
シノワズリはヘレンド伝統の絵柄で、独特の世界を表現しています。
緻密に繊細に描かれたボンボニエールが紡ぎ出す世界「吉祥の小筺(こばこ)」は、シノワズリのペインターによる卓越した技術のもと生み出されています。
今回のコレクションでは、シノワズリ部門のマスターペインター「シルビア・ガーシュパール・ヴァイダネ」と「サボルチ・ヴァイダ」を中心としたシノワズリのペインターたちが集い、様々な柄の「吉祥の小筺」の魅力的なラインナップをお届け致します。
今回のコレクションの中心になっているシノワズリのマスターペインターは、「シルビア・ガーシュパール・ヴァイダネ」と「サボルチ・ヴァイダ」。
◆Szilvia Gáspár Vajdáné シルビア・ガーシュパール・ヴァイダネ
1988年にヘレンドの付属学校を優秀な成績で卒業。
ヘレンドの上顧客からの特別注文に携わる一方、デザインを起こしインテリアタイルなど商品開発の分野でも手腕を発揮。
シノワズリ部門で活躍している実力派ペインター。英国のカントリーサイドの暮らし、ヴィクトリア様式がお気に入りで、趣味はアンティークの収集。
◆Szabolcs Vajda サボルチ・ヴァイダ
1986年にヘレン ドの付属学校を首席で卒業、 同時にヘレンドでのキャリアをスタート。
専門はシノワズリなどの東洋的なパターン。90年代半ばより、新しい意匠デザインに精力的に取り組み、数々の新しい絵柄にその業績を残している。
彼の代表作品としては、オマーンのスルタンのオーダーによる巨大な花生け、飾り皿、またEUのために作成された特大飾り壷などがあげられる。
2人はヘレンドのシノワズリ部門を代表するマスターペインターで、実はご夫婦で活躍しているペインターでもあります。
ふんわりとした雰囲気でとても優しくやわらかな印象のシルビアさんと、何にでも好奇心旺盛で明るく笑顔がとてもチャーミングなサボルチさん。
両名とも、ヘレンドを代表する卓越したシノワズリ部門のマスターペインターです。
今回のコレクションでは、それぞれに異なる柄の吉祥の小筺の絵付けをお願いしました。
1点1点シノワズリのペインターたちが心をこめて描いた小筺は、少しずつ色合いや柄のタッチが異なります。
以前、シルヴィアが来日した際の実演の様子です。実演の際は、実際に製品を作る工程とほぼ同じ絵付けをご覧いただけます。
実演でご覧頂く作品は、あくまでもデモンストレーションのために描いているため製品化されることはありませんが、硬筆なペン先を使った繊細で緻密な絵付けは、見ているとつい息をのんでしまう細かい作業と美しさです。
金彩シダ模様 マルボンボン
手のひらサイズのつまみがないボンボニエール。
小さな小筺の中にぎゅっとヘレンドシノワズリならではの魅力がつまっています。
(上)岩牡丹 マルボンボン/(下)東方の鳥 マルボンボン
1点ずつ手作り手描きで作られるボンボニエール。
細いペン書きを多用している複雑で繊細な絵付けが「シノワズリ」の特徴です。
今回はその美しい絵付けを楽しんでいただくため、あえてつまみのないボンボニエールの形を選びました。
鮮やかな色彩のイメージが強い「シノワズリ」ですが、写真の「牡丹と花蝶」の柄のように落ち着いた色彩のものもあります。
どんなテイストのインテリアにもしっくりとなじみます。
牡丹と花蝶 マルボンボン
デスク周りのインテリアにもぴったりのボンボニエールには、クリップなどの事務用品を入れたり、ちょっと気分転換するためのアメやチョコを入れたり。
もちろん大切なアクセサリーを入れるなどの使い方もオススメです。
スタッフおすすめの使い方はピルケース。今日飲む薬を朝まとめて入れておくと、飲み忘れを防げるのでお勧めです。
使う人や場所により、様々な用途でお使いいただけます。
マカオ マルボンボン
小さな中にぎっしりとヘレンドシノワズリならではの魅力がつまった『吉祥の小筺』のコレクション。
手のひらサイズのヘレンドの世界。
あなたのコレクションに加えてみませんか。
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