Art Déco

Art Déco
＜アールデコ＞シリーズ

Art Déco（アール・デコ）とはArt Nouveau（アール・ヌーヴォー）の時代に続き、1910年頃から1930年代頃にヨーロッパやアメリカ（主にニューヨーク）で花開いた装飾様式です。
当時の時代の雰囲気や意匠を反映して、立体の知的な構成に伴う直線・幾何学的・機能的な装飾としてあらゆる分野で試みられた装飾様式。（アール＝芸術、デコ＝装飾）

呼称は1925年のパリで開催された『現代装飾美術・産業美術国際博覧会（Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels modernes）』の略称を由来とする名称で1925年様式とも言われています。

ヘレンドの『アールデコ』シリーズはヘレンドが開窯依頼伝承し、主にフィギュリンなどに用いられてきた伝統の鱗模様（エカイユ）にアール・デコ装飾の建築などで見られるデザインを取り入れモダンで美しい意匠に仕上げています。

カラーは『アールデコ・グレー』『アールデコ・ピンク』『アールデコ・ライムグリーン』の３色。

定番のアポニー・グリーンのデザートプレート（左）には最もポピュラーなOsier(オジエ)というシェイプで籠の編目を模したレリーフが入っていますが、今回発売のアールデコシリーズ（右）ではエレガントさを引き立たせるため敢えてレリーフが何も入っていないシンプルなLisse(リセ)というシェイプに絵付けを施しています。

今回はOsier(オジエ)とLisse(リセ)のシェイプの違いも交えてアール・デコをご紹介いたします。