世界のふくろう
1st Season
モンゴロイドの壮大な旅を追って
コロンブスの新大陸発見
コロンブスが最初に辿りついたのはカリブ海の辺りで、金銀、真珠などが溢れるように採れる夢のような土地でした。そこで奪った膨大な量の金銀などがスペインに運ばれたのです。スペイン人はこの辺り一帯をエルドラード(黄金郷)と呼んだ所以です。
金は太陽の汗、銀は月の涙
南米大陸を縦走するアンデス山脈から流れる出る川や、カリブ海に浮かぶ島々で豊富に摂れる金銀は、この地に住む人々にとって太陽と月の信仰に関わる神聖なものでした。特に黄金細工は永遠性と聖なるステータスの象徴で、ここでは紀元前千年ごろから作られ、高い芸術性を誇っていました。
ふくろうはシャーマンの化身
当時の社会の中心はこの地域でもシャーマンで、ふくろうなどの鳥に変身して異界に飛び、病を治す知恵を得たとされるのはアンデスと同じです。シャーマンの一番大事な仕事は病魔を払ってひとの健康を回復することで、それがふくろうを幸運に結びつけたのでしょう。シャーマニズムは南米一帯に共通する信仰だったのです。 NYのメトロポリタン美術館にあるオリジナルは純金の出土品で、スペイン人の略奪を運良く逃れた儀杖の一部です。この地域はエメラルドや翡翠の世界的な産地で、作品の翠色はそれをなぞらえたものです。
2011年ふくろうメダル
カリブ海に面した中央アメリカのタイロナ地方は、古代から金細工や土器などの文化が盛んな地域です。天上世界と地上世界を結ぶ鳥がよく作られました。ふくろうはその仲間で、今回のメダルに収めたものはふくろうの形をした笛です。
2024年4月1日(月)より、ヘレンドでは一部商品の価格改定を行います。詳しくは、「価格改定について」をご覧ください。 | |
2024年4月1日 以降の新価格 | 88,000円 |
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高さ | 約9.3cm |
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世界限定 | 3000個 |
備考 |
◎商品は手作り・手描きのため、1点ずつ色の濃さ、描き方、商品の大きさ、重さなど異なる場合がございます。ご指定などはお承り致しかねますので、予めご了承ください。 ◎商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう努めておりますが、 お使いの環境(モニター、ブラウザ等)の違いにより、色の見え方が実物と若干異なる場合がございます。 予めご了承ください。 |