世界のふくろう
1st Season

モンゴロイドの壮大な旅を追って

テオティワカンのふくろう

マヤの絵文字に映るテオティワカン

広大なマヤ文明圏のあちこちでテオティワカンの影響が見られますが、有力都市国家のひとつティカル(グアテマラ)で発掘された石碑にはテオティワカンから来た征服者の記述があって、その名も「投槍ふくろう」と解読されています。石碑の上部に投槍器を持つふくろうが刻まれているのです。文字記録を残さなかったテオティワカンの史実が、ふくろうの姿とマヤの絵文字の中で見つかったわけです。



投槍ふくろう

遺跡の中心近くにある「ケツァルコアトル神殿」は軍閥「投槍ふくろう」の本陣と推察されますが、そこに羽毛のある大蛇ケツァルコアトルが円形の鏡を出入りする大彫刻があってその神秘性を強調しています。強力な投槍器はテオティワカンを代表する武器で、ふくろうを戦と結びつける理由はギリシアのアテナやアンデス古代文明と同じです。闇の中での俊敏な飛翔と的確なアタックは、どの古代民族にも同じ印象を同じ印象を与えたのでしょう。



テオティワカンと鏡

鏡はここでも他の古代文明同様人間界と神界を結ぶ通路とされ、占いの道具として先史時代からの古い歴史があります。特にテオティワカンでは小型の丸鏡は太陽の象徴とか発火の道具として日常的に多用されたようです。鏡は黒曜石やアラバスターなどを磨きこんで作るのですが、凹面の姿見鏡もあったと言います。そして鏡の背面にもよくふくろうの浮き彫りが見られるのです。



2013年ふくろうメダル

アズテカはスペイン人の侵略を受けた時のメソアメリカの支配国家で、現在のメキシコシティーの位置に首都を持っていた。「テオティワカン」はアズテカの言葉で「神々の国」を意味し、自らテオティワカン文明の継承者を名乗っていた。メダルのふくろう像はアズテカ時代の石造の壷に彫られたもの。





[世界のふくろう] テオティワカンのふくろう

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高さ 約7.0cm
世界限定 3000個
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メダル2013

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